VR Education

事業のご紹介 - VR教育システム

激変する社会環境に適応するため
今必要な「学びのかたち」とは。

2020年時点で日本国内の外国人労働者数は
1,724,328人(前年比4.0%増)で過去最高を更新しました。

少子高齢化による人手不足が社会課題となる中、
海外に労働力を求めるのは自然な流れであり
今後も外国人労働者の受け入れは増えていくことになります。

デジタル活用共生社会の基盤イメージ
デジタル活用共生社会の基盤イメージ

外国人労働者数と就業者全体に占める割合の推移

外国人労働者数と就業者全体に占める割合の推移のグラフ
引用元:内閣府『政策課題分析シリ-ズ
18企業の外国人雇用に関する分析―取組と課題について―』より

受け入れ人数が増える一方で、
ニュースなどで外国人労働者をめぐるトラブルが報じられることも多くなってきました。

外国人労働者は、日本人に比べて過酷な労働環境に置かれたり、
コミュニケーション不足や文化の違いからトラブルになりがちです。
長時間労働や低賃金・賃金未払い、いじめやパワハラなどは、深刻な問題といえます。

そして外国人労働者を雇用する企業が必ず直面するのが、「コミュニケーションの問題」です。
ここには主に言葉の壁と文化の違いが関係しています。

日本で働く外国人の意識調査

日本で働く外国人の意識調査のグラフ

日本の企業での勤務におけるネガティブな経験について

日本の企業での勤務におけるネガティブな経験についてのグラフ
引用元:アデコ株式会社が実施した「日本で働く外国人の意識調査」より

お互いの目線・立場で考えることで
相互理解していくことが大切。

「日本で働く外国人の意識調査」によると、
外国人労働者の定着率低下につながってしまう要因として
「男女が平等に扱われていない」「外国人に対する差別がある」といった多様性への不満があるようです。

また、「『阿吽の呼吸』などの直接的でないコミュニケーションが煩わしい」「遠回しな言い方がわかりにくい」といった暗に察することを要求するようなコミュニケーションのあり方も日本特有の文化であるため、外国人にとっては馴染みがなく不満になりやすいということがわかります。

学習機会を求めている外国人労働者が多い中で、
コミュニケーション課題はどのような解決が図れるのか。

コミュニケーションのイメージ
コミュニケーションのイメージ

デジタルとリアルを融合した
新しい学びの場を提供する。

学習、暮らし・文化、就職・進学のトライアングル
学習、暮らし・文化、就職・進学のトライアングル

現在グミでは「VR」を活用した新たな教育システムの開発に取り組んでいます。
日本を模した仮想世界の中に、さまざまなゲーミフィケーションやシミュレーションを用意。
日本の暮らしの中で「何ができて何ができないか」を知り、
ゲームの「レベル上げ」に近い感覚で持続的な学習を促す仕組みを構築します。

仮想世界のエリアごとに学びのストーリーを用意

  • 繁華街エリアのイメージ繁華街エリア ショッピング体験から学ぶ
  • 神社・お寺エリアのイメージ 神社・お寺エリア 文化体験から学ぶ
  • 学校エリアのイメージ 学校エリア 留学体験から学ぶ
  • 駅エリアのイメージ 駅エリア 交通機関の利用体験から学ぶ
  • デパート
  • コンビニ
  • 旅館
  • レストラン
  • オフィス
  • 公園

仮想世界でのストーリー型体験学習で
「価値ある学び」を提供したい。

VR教育システムの画面イメージ

各シチュエーションに応じたストーリーの中では音声認識を使って発話しながらの語学学習も行うことができます。
VR教育システムでの学びは「語学学習」だけではなく、
日本で長期的に暮らすこと・働けることを目指した
「実践的な総合学習」が行えることが最大のポイントとなります。

「VR」は、学びを自分ゴト化することであったり
仮想世界に没入することの象徴的な言葉と言えます。
私たちの考える「新しい学びのかたち」を提供するにあたっては、
VRを利用するための導入コスト・設備投資も1つのハードルであると捉えています。
より多くの人や環境にストーリー型体験学習を届けるため、
現在は「VRを使わないブラウザ版」の開発も進めております。

諸外国からの労働力の受け入れは日本社会を維持するためには必要なことです。
今後さらに大きなトラブルが顕在化してくる前に、学習基盤の構築ができればと考えております。

また、差別意識の撤廃や積極的なコミュニケーションは、
私たち一人一人が取り組める解決方法です。

VR教育システムの画面イメージ

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